PC自作

PLEX PX-Q3PE4を用いたビデオサーバーの製作

前回までの工程で、TS抜きには一応成功しました。
今回はその続編です。

ただ、前回触れたようにチューナーが地デジ・BS/CSそれぞれ4つずつあるのに、
地デジを複数同時に視聴すると画像が見られなくなる(ドロップする)不具合がありました。

これは調べてみると、PLEX社の一部のチューナーに共通の不具合で
何ヶ月も前から指摘されていたものでした。
実際にユーザーからも改善を求めるクレームが出ているようですが、
まだ未対応のようです。
ただ、BSを2つ同時に視聴すると何故か地デジの画像を複数開いても問題なくなるので、
しばらくはサーバー機のバックで無音でBSを2つ常時立ち上げておくことで対応するしかないようです。

ともあれこれで録画データの半永久的な保存が可能となり、
チューナーが仮に壊れてもデータは保持できるようになったわけです。

もちろん、tsやmp4でデータを保持しておけば
家庭内LANを経由して家庭内のどこでもパソコンさえあれば
録画を見られるわけで、ここで満足しても良かったのですが、

せっかくなのでオンタイムでTVが見られるように
録画機のサーバー化に挑戦してみました。

結果としては「成功」なのですが、
なかなか険しい道のりでした。

なお、TS抜きでもそうでしたが、このビデオサーバー化は
単なるTS抜きのシステム構築よりはるかに難易度が高く、
・マシン環境や使用するチューナーによってやり方が全然違う
・自作システム構築としては中級を通り越して上級に属する
などの理由からやり方を逐一書いてもしょうがないので
概要のみ記します。

Img_7413Img_7459

「まずは形から」というわけではありませんが、1ヶ月ほどバラック状態で
24時間起動を続けたところ、CPUファンにホコリが随分ついてしまったので
システム構築より先にケースに入れてしまいました。

使用したのは、SILVER STONEのSST-ML04Bです。
こういったHTPC用に設計されたケースはいずれ使ってみたいなと思っていましたので
今回がいい機会と思い購入しました。
通気孔が大きくてホコリが入りやすいのが難点っぽいですが、
天板に磁石でくっつく通気孔用のフィルターが用意されていて
それを使用することでホコリの混入に対しては対応できます。
(それでも定期的に掃除は必要そうですが)

そしてシステム構築開始です。

サーバー側の準備としてはSpinelという、視聴・録画用アプリを
束ねるためのアプリを導入します。
このSpinelを導入することで、リアルタイムのTV画像を
Wi-Fiを使用して飛ばすことができます。
(理屈上ネットを経由して外に飛ばすこともできなくはないそうですが、
 プロバイダに大きな負荷がかかり、著作権(公衆送信権)の侵害ともなり、
 Spinelの作者からも禁止されています)

クライアント側のPCには「TVTest」を入れて、ホストからの信号を受信できる
設定をしておきます。

さあ、家庭内LANでテレビを見るぞ!と思ったら、
何故か「例外が発生しました」で止まってしまいます。

この原因探索に本当に難渋し、何日かかってもわからなかったので
5ちゃんねる先生に頼ることにしました。

どうも、このBonDriverを作った人が私の質問を見てくれたらしく、
結果返ってきた回答は、なんと「BonDriverに付属したファイルのバグ」でした。
ありがたいことに数日後には置換用のバグ修正済みファイルの頒布が始まっていました。
(ありがとうございます!)

すぐにファイルの置換を行ったところ、

映 り ま し た !

あとは、録画アプリ(EDCB)の設定を行って作業完了です。

Img_7460
今メイン機につないでいるモニターにサーバー機を全部つなげると大変なことになってしまうので、
サーバー機からWiFi経由でメイン機やタブレットをクライアント機に設定してデータを送り、それを映すようにしました。
これができたことで、市販のTVキャプチャのようにメインモニターにしか映せないという
よくある制約もなく、自由度が広がりました。

正直途方もない努力と忍耐を必要とする作業ですが、
それを楽しみながらやれる人にとっては面白い作業ではあります。

ただ、一度システムを完成させてしまうと、
ビデオ専用機と比較しても予約のレスポンスや、
録画後のデータの取扱など、とても比較にならないくらい楽で便利です。

個人的には枕元に固定したタブレットにTVやビデオを流して、
寝ながら鑑賞できるようになったのが一番の収穫ですw

とにもかくにも、ここ数週間続いた寝不足の原因がようやく解消しました(苦笑)

挑戦!TS抜き(3)

Img_7101
Img_7100
実際にPX-Q3PE4を装着した機体です。

ここからがTVチューナーのドライバーインストールです。
ところが取説どおりのやりかたではうまくいかない。

ドライバの署名が合わないとかで、
インストールができないので、
https://freesoft.tvbok.com/win10/testmode.html
を参照して、無署名ドライバとしてインストール。
これに丸1日を費やしました。

以降、
http://aviutl.info/tsnuki-yougo/
https://sites.google.com/site/tsnukituner/tstunerlist/plex/px-w3pe4(兄弟機を対象にしたサイト)
http://hitsujiyahan.club/plex-px-q3pe4_01/
といったサイトを参考に各種ドライバ・視聴録画ソフトのインストールを行いました。
TS抜き指南サイトではないので、逐一の解説は行いません。

次に、受信した番組を動画として変換するモジュールである、
BonDriverのインストールです。
ちなみに、なぜBonDriverというのかというと、
TS抜きを可能としたハードである「フリーオ」という機械が
横から見ると「凡」の字に似ているからだそうです。

このBonDriverの導入のためには「RegisterFilter」をインストールしなければならないのですが、
これがまたうまくいかず、
https://www.amazon.co.jp/review/R2601ODE9XX5F4を参照し、
結局コマンドプロンプト直接入力で乗り切りました。

次は視聴ソフトであるTVTestの導入。
最新のものが使えるかと思い、ver0.9.0のインストールを試みましたが、
まともに動かず、0.7.23をインストールしようとしても64ビットバージョンの
インストールは不可能であり、0.7.23 32ビットバージョンでようやくインストール可能でした。

Img_7080
さすがに、8つ全てを表示するとやかましくてカオス状態になってしまいます。
ここで気をつけなければならないのは、このような作業はついつい深夜に及びがちですが、
NHK Eテレとか、BSでも深夜に停波したり減力放送している局もあり、
チャンネルスキャンができない場合があることです。

それが終わると、予約録画用アプリである「EpgDataCap_Bon(略称EDCB)」の
インストールが必要となります。
しかし、ここでドツボにはまってしまいました。

チャンネルスキャンまではちゃんとできていましたが、
Viewボタンで画面が映らないし、録画しても再生できない。
おそらく、「スクランブル解除」がうまくいってないものと思われました。
いろいろやっているうちに、
結局ダメな理由は、
EDCBでは内蔵B-CASカードリーダーの読み取りに「scard方式」が
使えないというものであることに気づきました。

で、BonDriverの入れ直しですが、。
作業中に誤ってPlexのドライバを削除してしまい
その後、ドライバをどうやっても入れ直すことができず、
結局Windowsのクリーンインストールを余儀なくされました。
(これはPlexドライバあるあるネタらしい…)

全て1からやりなおしです…orz

ここから先の作業が全く進まず、スクランブル解除ができないまま
3日間を費やしてしまいました。

いろいろな方法を試行錯誤しつつ試しながら、いい方法の載っているサイトがないか
探してみたところ、
https://enctools.com/radi-sh-bondriver/
に、scard方式を使わず内蔵カードリーダでスクランブル(暗号化)解除が
できるということだったので、実際にやってみたら、
なんとかうまくいきました。

ここでも、TVTestの複数起動を試してみたところ、地デジを2つ開いたところで
画像が乱れる事象が発生しました。
しかしその後衛星放送も開いてみると、なぜか画像の乱れは止まりました。
なので、電波を分けることで弱くなってしまったとかそんなのではないようで、
原因は全く不明でしたが、とりあえずこれで先に進むことにします。

最後に録画予約のUIでありEpgTimerの設定。これはEDCBに含まれるものです。
こちらはわりにスムーズにいきました。
録画したデータの再生ツールには
VLCmediaplayerを使いました。

録画の視聴はファイル共有を使ってメイン機で行うこととしました。
tsファイルになってしまった以上、ただの動画と扱いは同じなので、
LAN内でファイル共有ができればそういうこともできます。

この方式のよいところは、メイン機につなげているオーディオシステムを
ビデオ再生に使えること、
そして、新しく作ったマシンに録画作業に集中してもらうことで
安定性が増すという利点までくっついてきました。

今後、「まな板」ではなくちゃんとしたケースをそろえて、
12月のアニメ秋クール終了のタイミングでメイン機と新マシンのTVボードを交換して、
新マシンは過去の録画データの保持用にしようと思っていたのですが
むしろそうしない方がよいのかもしれないと思いました。

いずれにしても、安定動作するかどうかの見極めにこれから3ヶ月を費やし、
その後で決めたいと思っています。

まだまだTS抜きについてはわからないことだらけで、大変奥の深い分野ですが、
少しずつ勉強していきたいと思っています。

ではでは!

挑戦!TS抜き(2)


Img_7061

さて、手元には以前のM.2 SSDの導入に際して余ったSSDがあります。
そして、HDDもあります。
今となっては同スペックのものがかなり安く入手できるとはいえ、
買った当時はそれなりの値段がしたもので、
こいつらをどうしようかと考えていましたが、
今回新しく組む機械に導入できれば、
新規の出費が相当安く済むのではないかと考えました。

そして、玄人志向のベンチ台「SEIGI-3GOU
これは個人的興味と、自作機やパーツのテスト用にと購入していたものです。

そして今回のラインナップ
安さ第一で選びました。

CPU:Core i3-8100
CPUクーラー:リテール
マザーボード:ASUS PRIME H310M-A
メモリ:Crucial CT2K4G4DFS824A 4GBx2
SSD:SAMSUNG 840EVO 256GB(流用)
HDD:東芝 MD04ACA400 4TB(流用)
電源:玄人志向 KRPW-L5-500W/80+
グラフィック:CPU内蔵
OS:Win10Home パッケージ版
WiFiモジュール:BUFFALO WI-U3-866DS(流用)
モニタ:現在のメイン機と共用
スピーカー:JBL PEBBLES(流用)
KB+Mouse:Rii X8ミニワイヤレスKB
光学ドライブ:なし

今回は、このミニワイヤレスキーボードが
特にかわいいデザインでしたので特に取り上げてみます。

Img_7103_2
慣れないと操作が難しいですが、それを補って余りある
かっこよさとかわいさがあります。
使わないときはドングルを他のPCに差し込んで寝転がって操作したりなどもありです。

光学ドライブはつけていません。
どうしても必要なら、tsファイルをMP4化して、
メイン機に移してまとめてライティングソフトで書き込めばよいことなので。

Windows10は、今後パーツ総取替レベルのトラブルが起きる場合に備え、
DSPではなくパッケージ版としました。

で、PCとしての完成品がこちら。まだPX-Q3PE4は取り付けていません。

Img_7073
多くを求めなかったせいか、このPCのOS~MBドライバ等の導入は
非常にスムーズに進み、この時点で何も問題は起きませんでした。
インストールファイルも全てネットからダウンロード可能であり、
とても気楽にできました。自作PCを始めてから、
ここまでPCの導入が楽だったのは初めてです。

そして、件のPX-Q3PE4を取り付け、さてここからが戦闘開始です!
次に続く

挑戦!TS抜き(1)

どうも、ご無沙汰しております。
最終投稿から今までの間、北海道では大きな地震もあり、
網走はほとんど揺れませんでしたが(その後の停電で目が覚め、すぐに全員出動がかかった)、
その後、厚真町に支援に入ったりなどしていたりしたこともあって、
なかなか更新できずにいました。

さて、今回はTS抜きに挑戦してみました。
「TS抜き」とは何かを説明する前に、現状の環境について説明する必要があります。

現在、網走の住居にはテレビがありません。
そのかわり、PCにTVチューナー「PIX-DT230-PE0」を組み込んで
リアルタイム視聴や録画を楽しんでいます。
今、地上波はニュースくらいしか見ませんが、
BSの深夜アニメの録画を初めてからは大変重宝しており、
すでに購入して8年経過しますが、未だに現役でバリバリ動いています。
とても良いTVキャプチャボードと思います。

ただ、長年使っていると気づく欠点というのはあります。

まず、現在のマルチディスプレイ環境で、テレビや録画アニメをバックで流しながら
作業をすることもあるのですが、
このPIX-DT230-PE0は(というより多くのメーカー製TVキャプチャボードがそうでしょうが)
テレビ画面をメインモニタにしか映せないのです。
著作権対策などで仕方ない面もあるとは思いますが、
Windows10の環境でメインモニタがとられるのは結構痛かったりします。

また、それよりも重大なこととして、
このTVキャプチャボードで録画した番組は、このTVキャプチャボードが内蔵された
PCでしか見られないということがあります。
それが何を意味するか…ということです。

先程書きました通り、このTVチューナーはすでに購入後8年を経過しています。
モノには必ず寿命というものがあります。
これまでこのTVチューナーを使って撮りためたアニメや音楽番組、映画なども
それなりの数になりますが、このTVチューナーが壊れたり、あるいは
中古で売ったりしたら最後、もうこれらの番組は見られないのです。
データが残っているにもかかわらずです。

むろん、本当に大事な番組はDVDに移して保管してはいますが、
画質の劣化は避けられないのと、
VHSビデオほどではありませんが、やはり保管にスペースは必要です。
この4年間で撮りためたDVDはすでに200枚を超えています。
そしてやはり、物理メディアには寿命があります。
しかも地デジやBSの番組はDVDから別のメディアに移して延命することはできません。

しかし、この機械の寿命はいずれ確実にやってきます。
この問題をどう解決するか、非常に悩んでいました。

そんな時、たまたまPCパーツ屋さんの店内で
PX-Q3PE4を見かけました。
箱を見てみると、地デジ4番組+BS/CS4番組の同時視聴・録画が可能とのこと。
ただ、視聴用ソフトはないので自分で用意してくださいと箱に書かれている。
…なんだそりゃ???

イマイチ使い方がよくわかりませんでしたが、
マニアックな代物だということだけはわかりました。
ところが、たまたまこのPX-Q3PE4ってどんな使い方をするのかな…?と思って
ネットで検索をかけてみたところ、「TS抜き」という用語を目にすることとなりました。

TS抜きとは、専用のパーツを使用してPCなどでTV番組をTSファイルとして
いつでも再生可能な形で保存することです。
スクランブルが解除された状態でストレージに保存されるので、もともとのボードがなくても
データさえあれば録画番組はどこでも再生できます。

これが成功すれば、録画番組をHDDなどに半永久的に保存・視聴ができることにあります。
MP4にエンコードして保管すれば、かなり多くの番組が保存できますし、
ストレージのハードの寿命が来たとしても、内容を移してしまえばOKです。

もちろん著作権上の問題は生じることになりますが、
基本的に外に出さずに個人利用するのはOKのようですので、
このTS抜きに挑戦してみることとしました。

ただ、失敗した場合や導入時の動作不安定の可能性も考えて、
9月中に作って12月までは同じクールのアニメを従来の機械でも
同時に録画して、問題ないことを確認した上で
環境を移行する方針としました。
一方、同じ自作PCに2台の(しかも別メーカーの)TVチューナーを
入れるのはちょっと動作の安定性の面や競合が起こる可能性を考えると厳しいかなというところと、
逆にこれまで旧キャプチャボードで撮りためた番組の保管用ハードが必要だったということもあり、
もう1台組んでみることにしました。

次に続く

自作PC水冷化計画…その後(2/2)

承前

Img_5165
中を下から見上げたところです。
ただ、作業中は自分の目線はPCより上になるので、
このCPUクーラーが光っているところは
わざわざ下から覗き込まない限り、見えません。

ここが今回の反省点となるのですが、
他にも光り物のパーツがある中で水冷CPUクーラーを光らせ、派手さを求めるのなら、
ファンではなく水冷ヘッドが光るパーツを購入すべきでした。

とはいえ、もう買ってしまった安くもないパーツですので、1~2年はこれで行きます。

そしてこちらが動画です。まわりの光り物が強すぎて、
せっかくの光る水冷ファンが霞んでしまっています。

そしてここからは、常用OCの限界に挑戦です。

まずは小手調べ
倍率 49-49-48-48 コア電圧1.325V
CINEBENCH 1008  最高CPU温度67℃

さすがは水冷クーラーです。
それだけじゃなく、中をほぼがらんどうにして、エアフローが思い切り良くなったことも
関係しているのかもしれません。

倍率 50-50-49-49 コア電圧1.325V
CINEBENCH 1022  最高CPU温度69℃

まだまだ余裕でいけます。

倍率 51-51-50-50 コア電圧1.325V
CINEBENCH 1042  最高CPU温度74℃
51515050_2
全コア5GHz稼働にも成功しました。
ここから先は証拠写真も添えます。
字が細かいので、写真をクリックして拡大してご覧いただければ幸いです。
そして…

52525151
倍率 52-52-51-51 コア電圧1.325V
CINEBENCH 1052  最高CPU温度 未確認

最高CPU速度が未確認となっているのは、一度目の実験で見た温度を
失念してしまったからです。(確か70℃台前半だったと思います)、
その後この設定では確実にブルースクリーンが頻発するようになってしまったからです。
電圧を少し盛っても駄目だったので、
おそらくはCPUの限界なのでしょう。

その後、ASUSの付属OCソフトで自動OC設定を試みたところ、
51-51-50-50の設定までOKで、52-52-51-51の設定では安定しなかったため、

最終的に51-51-50-50の設定としました。

ここは水冷化の効果は確実に現れており、
5GHz常用が可能であることがわかりました。

内部配線もだいぶすっきりしましたし、当面はこれでいこうと思っています。

OC関係は反省点は全くありません。
満足すべき出来です。

ただ今回は、サイズに制約の多いMicroATXケースであったにもかかわらず
調査不足で臨んでしまったため、サイズ選択ミスという手痛い失敗をしてしまったことは
本当に反省点でした。

ただ、Thermaltakeの水冷ヘッドはとても装着がしやすかったです。
これは特筆すべきことでしょう。

長い文章にお付き合いいただき、ありがとうございました。

それではみなさま、よいクリスマスを!

自作PC水冷化計画…その後(1/2)

 さてみなさま、メリクリです。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 とはいっても、こちらはいろいろな事情があって根室市内待機ですので、
札幌へは戻らず、家族とは別に「シングルベル」を謳歌しております。
 前回、もう散々なことになってしまった自作機水冷化計画でしたが、(そもそもATX仕様の大きなケースなら容易なものでも、MicroATXでやろうとすると勝手が違うということがよくわかりました。
 MiniITXが他のサイズと違うのは当たり前ですが、MicroATXはATXの縮小版だと思ってナメてかかると痛い目を見ます。

Img_5155_3

 結局あきらめきれず、Thermaltake Water 3.0 Riing RGB 240を買ってしまいました。
 前回購入して失敗した水冷クーラー(Thermaltake Water 3.0 Riing RGB 280)の240mm版です。

Img_5154
というわけで分解開始です。

Img_5156

ラジエータのつくスペースです。
ネジ穴は280mm仕様になっているため、見事に騙されました。
いやまあ、騙したわけではないでしょうし、
ただ単にファンを付けるだけなら、140mmを2基普通につけられるのでしょうけれど…。

Img_5157

ラジエータの端がここに干渉してしまったのです。
(写真は240mmでつけなおしたもので、これはちゃんとついてます)
5インチベイの一部なのですが、このケースは5インチベイの取り外しができません。
280mmの水冷クーラーなんて、使いみちがなにもないので、
泣く泣く売却の途を探すことにしました。
ただし、パーツショップではたとえ未使用であっても
CPUクーラーやファンの買取は行っていないし、リサイクルショップでは二束三文です。
家内に頼んでネットオークションに出してもらうことにしました。

 PC自作を始めても10年になるのですが、ここまではっきりした失敗は初めてです。
細かな失敗はある程度はアイデアでリカバリーしてきたのですが、
このデカイパーツについてはもうリカバリーのしようがなかったのですが、
手痛いムダ出費となってしまいました。

Img_5159

Img_5160

写真はThermaltake Water 3.0 Riing RGB 240を装着したところです。
見ての通り240mmでもぎりぎりです。
280mmだと、単に5インチベイに引っかかるだけではなく、
VRMのヒートスプレッダや、写真では陰になっていますが8ピン電源プラグの接続部にも干渉してしまっていました。
それが回避できて本当によかったです。
ただ、この向きだと、冷却水ホースでリアファンが隠れてしまい、ちょっと見栄えが悪いので、

Img_5161

逆向きに付け替えました。

Img_5162
完成後、ケースを閉じる直前の写真です。
電源まわりをなるべく裏に取り回してすっきりさせました。
ただ、水冷ファンの発光操作部についてはちょっとどうにもしようがなくて、
ケース前方にだらんとぶら下げるしかありませんでした。
これは開けたときにすぐアクセスできる場所にないと困りますし、
だからといって付属の面ファスナー(「マジックテープ」というのはクラレの登録商標だそうです。ちょっと余談)は
つけたあとがべとつくので使いたくないですし…。

Img_5164

そして実際の稼働中の写真です。上から見ると、せっかくの発光リングがほとんど見えません。ここは反省点なのですが、光る水冷CPUクーラーに派手さを求めるなら、ファンじゃなく水冷ヘッドが光る方がよりインパクトがあるというのが、やってみて初めてわかりました。(とはいえ、さすがにもう水冷クーラーを更に別なものに買い換えるわけにはいかないので、2~3年はこれでいきます、ハイ…)

長くなってきたので、次に続きます

電飾PC再び。そして、水冷化計画失敗。。。

こちらのエントリー で、
いろいろ予告したのですが、
結局気がついたら2ヶ月経っていました。

実はPC水冷化計画を進めていたのですが、
そのために新たに買ったケースと、なんと水冷クーラーが
干渉してしまい、
PC自作を始めて以来初の、大きなというか、完璧な失敗と
なってしまいました。

Img_4936

このケース、天板に28cmのファンやクーラーがつくという仕様なのですが、
実際にRiing RGB 280という水冷のCPUクーラーをつけようとしたら、
光学ドライブとの干渉はまあしょうがないとしても、
マザーボードや、EPS8ピンプラグとまで干渉する有様で、
あとで調べてみたら、実際は240mmまでしか
水冷ラジエータはつかないんだそうです。
で、前面につかないかどうかを試してみても駄目で、
結局、調査不足だったのですが、
高い授業料となってしまいました。
ま、実質未使用なので、それなりの値段で売れることを祈るのみです…。orz

まあ、これも自作やってりゃ避けられないこととは思いますが、
やっぱり割り切れない部分はあります。
で、一緒に光り物を追加で買っていたので、(これとかこれ
それもつけてみて、
最終形態がこちらです。
電源まわりのケーブルの整理がうまくいかず、やや汚いのですが、
ほかにケーブルを収める場所がないので、ここは妥協するしかありません。
とりあえず、妥協だらけの一品が出来上がりました。
正直「成功」ではないので、公開しようか大変迷いましたが、
まあ、こんなこともあるということで…。

ときどき、電飾PCの何が面白いのか…なんてサイトも目にしますが、
単なる自己満足です!
アホなことを本気出してやるのが趣味ってもんでしょw
しかしながら、今回は完全に完敗です。

嗚呼、歓喜の7700K

のエントリーで、6700Kからアップグレードしたところ、
却って遅くなってしまい「金返せ」的な報告をしてしまったのですが、
その後日談です。

ちょっとした理由があって、
再度ベンチマークをやりなおしたのですが、
その結果がこれです。
条件はCPUクロック倍率 ALL 45Xです。

4545454573

前回は同じ条件でCPU 856cbと報告していたので、
段違いの成績です。
別にクリーンインストールをしたわけではありません。
原因は、裏で動いている
「Apple Security Manager」だったようで、
タスクマネージャーでプロセスを止めてやってみると
こんな感じでした。

最近、オーディオソフト「Foobar2000」がよく、音飛びを起こすようになり、
変なプログラムが動いていないか、タスクマネージャーを確認したところ、
Apple Security ManagerなるプロセスがCPUリソースを常に10%くらい食っており、
Securityというくらいだから止めちゃまずいのかなと思っていたけど、
実際止めてみると音飛びがなくなったので、困った時はまずこれを止めるということにしました。

そしてせっかくなので、オーバークロックに再チャレンジです。
CPUクロック倍率48-48-47-47、Vcore 1.44Vで、こちら。
ちなみにCPU温度は最高80℃です。
4848474780144v

常用でなければもうちょっと行けそうなので、
49-49-48-48、Vcore 1.44Vで、やってきました。
最高CPU温度は81℃です。

4949484881144v

温度管理についても、
グランド鎌クロス3は、OCには向かないという評判ですが、
そんなことはないとも言えます。
ま、私のはナンチャッテOCなので、その程度なのですが。
いろいろ、あってOS再インストールも考えていたのですが、
これならまだ大丈夫そうです。

巷では、Core-i9 7900Xや、AMD Threadripperが話題になっていますが、
そんなお化けCPUを10万円以上のお金を出して買わなくとも、
まだまだ十分Kabylakeでも遊べます。


手を出そうという気も出ないようなスーパーハイエンドの出現で、
メインストリームのフラグシップモデルが安くなってきているのはいい傾向です。

先日秋葉原のドスパラに行ったら、
Core i7-7700Kが、33000円くらいの値段で、
まさに「たたき売り」されてました。
まさにCore XやThreadripperのおかげです。
6700K→7700KのCPUアップグレードはもう少し待てばよかったとも思いましたが、
まあ、しょうがありません。
今回このネタを出したということは、次があるということです。
今週は仕事の都合で根室市内待機なので、
時間を使ってちょっと遊ぼうと思っています。
その結果は、また。

嗚呼、哀愁の7700K(2/2)

さて、オーバークロックの結果です。

とりあえず、4800MHzで常用できるかどうかを確認するために、
ベンチマークを回してみることにします。

ここで復習ですが、
CPUのクロックを設定する際には、
ベースクロックと呼ばれる基本となっている周波数を変更する方法と、
CPUクロックを形成するための「クロック倍率」を調整する方法があります。

ベースクロックは定格が7700Kの場合100MHzです。
クロック倍率は定格で42倍、これで100✕42=4200MHzが
定格クロックということになります。
今回はベースクロックはいじらず、
もっぱら倍率のみいじることにします。

MAXIMUS VIII GENE(マザーボード)のデフォルトでは、
倍率は全コア45-45-45-45
となっています。

4545454567
これがそのときの結果です。
なお、4.20GHzと、画像では記載されていますが、
これは定格クロックを表記しているので、
実際は4.5GHzで動いています。

さて、先代6700Kの時はというと…
デフォルト(42-42-42-42)でCPU:839cb
クロックアップ(45-45-44-44)でCPU:935cb

周波数あたりの性能が落ちているのか?
そんなわけはないが…

で、今回のクロックアップ後(49-49-48-48)の成績
あ、今回はCPU-Zの画像もつけておきます。

49x
4949484880136v

前より悪いじゃん!!!

なんで、こんなことに…

おそらく推測するに、マザーボードは旧世代だし、
BIOSがこなれてないのかな…ということと、
前回はほとんど何も入れてない状態でのベンチマークテストだったのが、
今回はフルにソフトもインストールしていて、レジストリも汚れまくりの状態で
やっているので、まあ、その影響かと…思い込むことにしました。
でないと、6700Kは27000円で売れそうなので、差額13000円
ちょっとやってられんです…。

ただ、たったひとつの救いは、
オーバークロック時のベンチマークテストでも
79~80℃くらいまでしか温度が上がらなかったことです。

14nmプロセスの効果なのか、排熱効率がよくなったのか
(CPUファンの径が小さくなっているので、逆に冷却性能は悪化しているはずなんだけど…)
よくわかりませんが、まあ、前よりは熱のことを心配しなくて良い分だけ、
多少はよくなったのかもしれません。
それにしても、ちょっと出費とは釣り合わないが、
ま、それがPC自作ということで…。

そういうわけで、今回は時間もあまりとれず、自分の周囲の状況にも
あまり余裕がない状況なので、これで妥協することとします。

おそらく、次の世代ではチップセットも更新されるのでしょうけど、
とりあえず、今のセッティングで少し使ってみることにします。
(メモリのグレードアップもあるけど、効果はほんのわずかでしょうし)

なんだか、すっきりしない結末で、すみません…。

嗚呼、哀愁の7700K…(1/2)

さて、先週札幌で新世代CPUのCore i7-7700Kが、AMD Ryzenの影響で値崩れを起こしていたので購入した報告をしたところですが、
今週末は根室市内待機だったので、CPU交換をやってみました。

もう結論から申し上げますが、交換そのものは特に問題なくうまくいきましたが、
効果のほどは…ダメでした。

Img_3468_3

交換前の6700K。これから中古市場に出回ることになります。
本当にお疲れ様でした。
いいご主人様に恵まれますように!

Img_3471_3

そして、7700K

Img_3473

装着。
6700Kと7700Kは、ソケットおよび仕様に互換性があるので、
今使っているマザーボードにもそのまま着きます。
OSのクリーンインストールの必要もなく、
本当に付け替えるだけなのです。
なので、作業自体はそんなに問題になることはありません。

Img_3474

前回、電飾PCを作った際に、
グランド鎌クロスのファンの径が14cmというのに騙されて
RIING 14という14cm角の光るファンを買ったのですが、
なんとネジ穴が12cm角という罠。

…で、「タイエース」で固定していたのですが、
ドスパラでRIING 12という同じシリーズの12cm角のファンが安く売っていたので、
買ってしまいました。

見た目をよくしたいと思って光るファン買ったのに、さすがに「タイエース」は
見栄え悪すぎですので…(汗)

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CPUが交換されたので、BIOSセットアップをやりなおせとの指示。
とくに問題になるところはないはずなので、
UEFIを開いて、ひととおり確認してOS起動。
これも問題なし。

Img_3477

さて、7700Kは定格クロックが4200MHzですが、
Turbo Boostを使うと、4500MHzまでアップします。
7700Kは4コアCPUであり、本来は4コア作動時には4300MHzで駆動する仕様のはずですが、
今使っている「MAXIMUS VIII GENE」というマザーボードは、
全コア4500MHzにデフォルトで設定されています。
要するに最初から軽くオーバークロックしているような仕様ということです。

いずれにしても、せっかくなのでオーバークロックを試してみます。
ASUSのOCツールの使い良さに慣れてしまったので、
もうこれ一択です。

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100MHzずつアップして負荷をかけて問題ないか確認することを繰り返します。
5100MHzでの負荷をかけている途中にブルースクリーンとなりました。

結果、1-2-3-4コア作動時で
4900-4900-4800-4800MHzまでクロックアップできました。

先代の6700Kに比べて、温度の上がり方が緩やかだなと感じました。
もっとも、当代の7700Kは、OC時の温度が上がりやすいという評判なので、
ひょっとしたら、これまでのグリスの塗り方が悪かったとかあったのかもしれません。

Img_3482

電飾は相変わらずです。

(続く)

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