« 田舎と都会の地域間格差について(今更ながら阿部幸大氏の文章を読んでの感想) | トップページ | べるみぃ号150000km/6年3ヶ月 »

続・地域間格差と地域内格差論

前エントリー で、地域間格差論についてのブログ記載からいろいろ考えましたし、
ブログにもコメントをいただいて、そのやりとりの中で
少し頭の整理がついた気がします。

結局、件のブログ筆者は
「中学校に『底辺校』が存在する」とか、「自分の親が進学について知識を持たなかった」
「自分の周囲の人間の知的レベル、文化レベル」という、
それはそれで深刻かつ改善を要するであろう地域「内」格差を、

本屋や美術館が少ないとか、身近に大学や大学生を見ることがないとかいったことに関連付け、
無理やり地域「間」格差の問題に帰結しようとしたところが
文脈をおかしくして、書いていることに矛盾やこじつけを生じてしまった理由なのだろうと
思います。

冷静にそこを切り分けることができれば、
おそらく双方の問題それぞれに解決というか緩和への道筋ができるのかなと思いました。

物理的距離の問題、立地の問題、人口希薄地帯であることに起因する主要施設集約化の問題など、
確かに厳然と存在しますし、何度でもいいますが「釧路・根室は同じ北海道でも別世界」です。
ただ、そのような地域単独ではどうにもならない問題をどうにかしようとしてもこれは始まりませんし、
それならば、その環境の中で厳然と存在する進学への障壁や文化的隔絶性をどうするか、
考えていかなければならないというのが、釧路・根室に生まれ育った者の「業」みたいなものなのでしょう。

とはいえ、それに気づいている人は多くいますし、
そういう方々が声を上げ、地道に文化的活動をやっているのもまた事実で、
そこは比較的楽観的に私は考えています。

ただ、札幌や東京の方々には、
全道・全国一律の基準でいろいろやられると、
ちょっと困ってしまう地域もあるのだということ、
多少政策的に特別扱いしてもらわないと、
札幌・東京人と同じスタートラインに立つことの
難しい地域は実在するのだということは知ってほしいと思い前エントリーから続く
長文・駄文をアップした次第です。

一応、この話はこれで区切りとしたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

« 田舎と都会の地域間格差について(今更ながら阿部幸大氏の文章を読んでの感想) | トップページ | べるみぃ号150000km/6年3ヶ月 »

雑記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/568188/66777791

この記事へのトラックバック一覧です: 続・地域間格差と地域内格差論:

« 田舎と都会の地域間格差について(今更ながら阿部幸大氏の文章を読んでの感想) | トップページ | べるみぃ号150000km/6年3ヶ月 »

2018年11月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

コメントをいただいた皆様

他のアカウント