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閑話休題(2)~プレイルームにて

過去の投稿…
せっかくなので、本サイトの過去記事倉庫に保管してあるのですが、ピックアップしてみることにします。

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 私の仕事場の中で一番いる時間が長いのは、内科第1診察室!
 そこを出て、向かって左側に、子供用のプレイルームがあります。
 たまたま午後の外来がとても空いていたのでそこをのぞきに行くと、2歳のお子さんが、外来の看護婦さんと一緒に遊んでいました。

 私もついついひかれて、中に入っていきました。こう、何というか、不思議なもので、私などは正直言って子供好きでは決してないのですが、それでも子供の前に出ると表情がゆるむんですねぇ。その後30分くらい、その2歳になったばかりのお子さんと、プレイルームにおいてあったおもちゃを使って遊んだりしてたのですが…

 なんだかなあ…日々の生活の中で、いつのまにか忘れてしまった笑顔…いやいや独りでいる時、あるいはふと緊張の糸が切れた時とか、は私はかなり疲れているように見えるらしく、偶然会った人や、とても親しい間柄の人からは、「怒ってる?」とか、「なんか嫌なことあった?」とか、「疲れてる?」とか、よく聞かれるのです。
 いやいや、そういう訳じゃなくってね。やっぱりちょっと考え事をしていたりすると、ふと黙り込んでしまうこともあるんです。口から生まれたといわれるくらいおしゃべりなこの私でも…

 よく、男は40過ぎたら自分の顔に責任を持てと言われますが、私はまだ30歳の一個手前。でも、基本的にはこの仕事、接客業の一面もありますので、なるべく仕事中は笑顔を絶やさぬよう、実は人知れず努力してます。ただ、なかなか難しいですよね。不自然じゃない笑顔を「造る」ことって…
 でも、そのお子さんのおかげで、久しぶりに「造らない」笑顔を思い出させてもらった。人生にとってとっても大事なことを、私は2歳の子供に教えてもらったんです。
 「我以外皆師」とはよく言いますが、私にとっては2歳の子供であろうが、100歳のお年寄りであろうが、きっと立派な人生の先生です。医者なんて、「先生」と呼ばれるけど、仕事以外のことでは、むしろ患者さんの方が先生。いろんな人からたくさんのことを学ぶ必要が、まだまだありそうです。
 学歴、学識…大事だけど、もっと基礎にあるものがちゃんとしてなければ、とても薄っぺら、何の役にも立たない。それは、たかだか4年間社会人やってるだけでも、嫌というほど思い知らされる。
 今からでも遅くはない。まだ、やりなおせる。そんなことを、2歳のお子さんに教えてもらって、私はまたパワーアップできます。本当にありがとう。そして、これからも、よろしくお願いしますね!

2003年7月15日 記

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