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医師偏在と強制配置…

【イチから分かる】医師不足問題 地域・診療科の偏在顕著

この記事、何か、「水は低きに流れる、いわんや”医師”をや」と言われたようで個人的にはすごくムカツクのでありますが、たしかに高待遇を求めて地方で働く医師もいるし、それを(受益者たる住民はともかく)雇う事務方も受容しているのだから、まあ言われても仕方がないのでしょう。

しかしながら、この「医師強制配置論」、非常に中途半端です。

強制配置しただけで問題が解決すると考えているのであれば、私も「僻地住民」の一人ですので、

「田舎をなめるなぁ~!」

と叫びたくなってしまいます。

そこまでやるのなら、国は国民皆保険制度をさらに一歩踏み込み、国内の全ての医育機関・公的医療施設を国有化し、医師は全て国家公務員、給料も全て国家予算からの支出とし、医療を「業」とすることを完全禁止(つまり開業医の排除)、臨床・研究・教育にかかる人員配分は全て国家が決定,医者は臨床医だけではないので研修医教育・臨床研究支援・基礎研究・公衆衛生も現状からのレベル低下をきたさないように強力に支援し、そのかわり、医師の活動は全て国の管理下に置く。もちろん研修医教育、専門教育などの卒後教育は派遣先医療機関の需要に基づいて計画的に行う。(要は自衛官のようなもの…)

そこまでやる覚悟があるなら、完全計画配置にしたらいい。それを統括できる能力のある官僚が、本当に厚労省内部にいるのならの話だが…。

単に医師を適当に配置して、僻地医療問題はおしまい、とするなら、これほど馬鹿げた計画はない。国民を馬鹿にするのもいいかげんにしてもらいたい。

高待遇・楽な仕事を求めて田舎を引き上げるのも医師の自由意思なら、

地域を守るために借金までして開業したり、指定管理者に名乗りを上げたり、自ら進んで地域で働いたり、またそこにも医師の自由意思がある、ということくらいは理解してほしいものです。

地域で何年も働いたからこそ言えるのですが、はっきり言って、

やる気も実力もない医師を金で釣って招聘したって、迷惑なだけ。それこそ税金の無駄です!

ね、そうでしょ。産経さん、読売さん!

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